28歳の自分は、22歳の自分よりも、かしこくない
実家に帰省した
昨日久しぶりに実家に帰った。
28歳になった4月に広告代理店でアルバイトを始めてから2度目の帰省。
地元で不用品回収の仕事で社長をしている友達に会うためだ。
彼に会うと、ずいぶんと自分は落ちぶれたのだと思った。
彼はもうすでに従業員数人もかかえている。
売り上げも何百万とあげている、立派な経営者。
同じタイミングで、個人事業主になり、個人事業主の同期。
仕事の相談ばかりしていたのに、ずいぶん差がついた。
かたや、自分はブログで独立し、YouTuberになり、その後仕事を転々としている日々。
26歳の時に転職活動を始め、
正社員半年→派遣社員2ヶ月→アルバイト(8ヶ月目)だ。
最近は、YouTuberとして活動もほぼしなくなっており、プログラミングもやるも挫折。
自分はこれからどうしようかと思い悩んでばかりだった。
自分はどうしたらいいのか、最近は本当によくわからなかった。
会社員をやり切る覚悟も、個人事業主として、やりきる覚悟もない。
会社員でもなければ、自営業者でもない。どちらも少しかじった程度の中途半端な存在。
中途半端のことばが似合う人間になってしまった。
Youtuberとして、集めたXのフォロワーも離れていることもよく分かっていた。
友人との話
サイゼリヤでドデカいワインをふたりで飲んでる時、自然と昔話になった。
かつて静岡県にいたとき、毎週仕事の話を酒飲みながら相談していたこと。
自分が始めたヒッチハイクを、彼に勧めて一緒にやったこと。

彼とは、大井競馬場のちかくのフリーマーケットで、100円ショップで買ったマグカップを売った仲でもある。

22歳のとき、自分は彼よりすこしだけ一歩先に進んでいる実感があった。
行動力も、彼より先に売り上げを上げ、彼よりビジネスのことをわかっている実感があった。
そのことを話すと、彼はそうだねと頷き、当時自分を追いかけていたことを話してくれた。
一歩先に行っている自分に追いつきたかったそうだ。
だからこそ、いまただのアルバイトで終わっているのが勿体無いとも言っていた。
このまま、アルバイトで終わるのか?と、ふだん口数の少ない彼から何度も言われた。
あの頃のライバルは、月収15万円のアルバイトだ。
彼もそのことはわかっているから、心なしか泣きそうな目をしていた。
ひどい自分になったと思う。売り上げも人気も、友達もなんもない。
貯金は500万くらいあるけど、それだけ。でも、22歳の時は700万円あった。
22歳の自分よりも、28歳のほうがひどいなんて本当になさけない。
22歳の頃の話
当時の自分は成功に飢えていた。
ブログを書いて、伸びずに毎日悩んでいた。
書いて悩んで、書いて悩んで。PV伸びなかったら、泣いているぐらい。

ブログでは、気が沈みながら書くことはあったし、怒りながら書いていたこともある。ただ、まさか涙を流しながら書くことになるとは。
もう1年近くブログを書いていたけど、初めての経験だった。
泣きながらタイピングを打つのは、なんだか本当に笑える。
いや、今もめっちゃ泣いているけどね。
なんなら、嗚咽漏らしているからね。
ちくしょーーーって言葉に出すことをタイピングでごまかしてる。
唯一当たった、ゲームアプリのレビューに特化し、月50万円くらいの売り上げを出していた。
書くのがしんどい時は漫画喫茶に行き、自分からかかないとお金が減っていくぞという経験を強制させた。
そのくらい、自分を追い込んで売り上げを必死に上げていた。ユーザーにとってよいものを作りたいという気持ちも強かった。
必死だったけど、楽しかった。
28歳のこれからの話
正直、動画の企画は何個か思いつく。
作っても良いが、その先に何があるのかを考えると、何もない。
動画は作り続けなきゃいけないけど、終わりが見えないものをずっと作れない。
突発的に先日第五人格の動画をつくったが、これは本当にイレギュラー。
エンタメはもう入るスキマがないなぁと思っている。ゲームは本当に大好きなんだけどね。
今はゲーム業界自体も、ゲーム以外のコンテンツを見つけるようにしたりと必死なのが現状。
だから、今バイトでやっている広告運用や別のモノを見つけるのが良いのかなぁと思っている。
心が折れているけど、一歩ずつ作っていきたいね。

